血圧は変化しやすい
⾎圧は時間や環境によって常に変化しています。また直前の⾝体や精神状態も影響を受けます。イライラしていたり、緊張していたりしては、正確な⾎圧値を知ることはできません。
正しく測定するポイント
正しい測定方法で測り続けることが大切です。正しい血圧値を記録していきましょう。

測る時間とタイミング
1日朝と夜の2回の毎日決まった時間帯に測定しましょう。また、室温20℃前後に保った部屋で測定しましょう。
・起床後1時間以内
・朝食前
・朝の服薬前
・1-2分安静後
・寝る前

体の状態を整える
⾎圧を測る前に、1~2 分の安静時間を設けましょう。楽な姿勢で座り、5~6 回深呼吸をすることもおすすめです。
排便はすませて数分経ってから、もしくは、尿意・便意のないときに測定しましょう。

正しい姿勢と巻き方で測る
正しい姿勢を保つこと、カフを正しく装着することは、⾎圧測定で最も⼤切なポイントです。
正しい姿勢
椅⼦の背もたれに軽くもたれ、⾜を組まず、リラックスして座ります。
正しい装着
カフはすき間ができないようにぴったりと巻き、装着部分(上腕や⼿⾸)が⼼臓の⾼さ(乳首の位置)になるようにしましょう。、机が低い場合は本やクッションなどで調整してください。※詳しくはお使いの血圧計の説明書をご覧ください。
毎日続けることが大切
⾎圧は⻑期的なデータにこそ意味があります。⼀⽇のうちで最も安定した状態が保てる時間帯を選んで、毎⽇できるだけ同じ時刻に測定しましょう。